奨学金支援・スカラーペアレント
※「2023年ー2024年度は受付を終了しました」
支援サイト
プノンペン市 センソック地区
支援前の状況
2005年から、センソック地区の成績は優秀ながら、貧しくて学校に通い続けることが困難な生徒10名に奨学金を小指会が支援してきました。
学用品の購入費、生活補助費として1人あたり年間100米ドルを支援するというものでしたが、経済状況が極めて厳しい家庭では、年間100米ドルの支援でも学校に通い続けることは困難であることがわかりました。
活動の目的と内容
ただ奨学金を受け取るだけでは、奨学生も、その家族にも自尊心は育たず、援助に依存しかねません。
そこで、このプログラムでは奨学生に家庭教師になってもらい、地域の子どもたちに勉強を教えて地域に貢献し、そのアルバイト料として奨学金を増額する家庭教師プロジェクトを開始しました。
2008年からは、カンボジアの急激な物価高の影響を受け生徒達の生活が困難になったため、奨学金支援と家庭教師プログラムの区別をなくし、大幅に支援額を増額しました。
さらに2012年からは、経済的理由で学ぶチャンスすら持てない子どもたちに対して、フォスターペアレント制度と同じような形で支援するスカラーペアレント制度を新設しました。
スカラーペアレント制度についての資料はこちら。
支援金のお支払いは、定額自動引き落とし申込書(SP)をご利用ください。
活動の経緯
- 2005年3月
- 奨学金支援開始
- 2006年5月
- 家庭教師プログラム開始
- 成果
- 奨学生達は、近くの更に貧しいスラム街にも出かけて子どもを集めてほんの読み聞かせをするなど、かなりの意欲を示しています。このプログラムによって技能が育てられ、自分にもっと自信を持つようになっています。
- 2012年7月
- スカラーペアレント制度スタート